Vorwerk

コーボルトの歴史

初代コーボルト(電動掃除機)である伝説のモデル「コーボルト30」が特許を取得し、製造販売に至ったのは1930年のことです。この新しい電動掃除機はフォアベルク社のカーペット製造やモーター等パーツ製造における実力を示す存在でした。コーボルトの掃除機はすぐに成功を収め、たった4年の間にフォアベルク社の主力製品となりました。

初代コーボルト

コーボルトという名前はフォアベルク社のチーフ技術者の秘書が付けたと言われています。彼女が初めてこの電動掃除機を見たとき「まるで小さな妖精のコーボルトね!」と感動して叫んだことに由来しているそうです。ドイツにはコーボルトと呼ばれる妖精に関するおとぎ話が多数あります。
(おとぎばなし"コーボルト")

小さな妖精のコーボルト

製造開始当初から電動掃除機コーボルトの一番の心臓部はモーターでした。フォアベルク社のモーターテクノロジー技術は時代の数歩先を行くものでした。

電動掃除機コーボルト

第二次世界大戦による製造中断を余儀なくされながらも、その後の再稼働でコーボルトはさらに大きな成功を収める事となります。戦後のドイツではコーボルト製品の信頼性もさることながら、さまざまな用途に合わせた付属品が高く評価されました。当時のコーボルトは吸引だけでなく送風も可能であり、そこから生まれたヘアドライヤーやペイントスプレーといった付属品は非常に有名になりました。こうしてコーボルトは伝説となったのです。

コーボルトは伝説となった

そのほかのユニークな付属品としては馬、牛やペットに使用するブラシが挙げられます。これを使用する事でブラッシングと同時に抜けた毛を吸引することができました。

馬、牛やペットに使用するブラシ

コーボルト50シリーズは沢山の主婦の方々に愛されてきました。

コーボルト50シリーズ

コーボルトVK115シリーズの掃除機はさらに売り上げをのばすきっかけとなりました。1959年には電動ブラシのET1が発売されました。これはヨーロッパで初めての電動ブラシでした!

電動掃除機コーボルト

1973年には1,000万台目、1989年には5,000万台目のコーボルト掃除機が製造されました。コーボルト VK120シリーズは日本に初めて紹介・販売されたコーボルトでもあります。

ヨーロッパで初めての電動ブラシ

1997年にはコーボルト VK130シリーズ、続いてVK140シリーズが発売されました。VK150シリーズは日本では2014年に販売開始され、コーボルトとしては初めて白色をメインに取り入れたシリーズとなりました。このホワイトカラーはコーボルトブランドの新たな再スタートを意味するだけではなく、清潔感や時代に左右されない上品さなどを象徴しています。

コーボルト VK120シリーズは日本に初めて紹介・販売

2016年に発表された最新のコーボルト VK200シリーズは、ロボット掃除機コーボルトVR200、ウィンドークリーナー コーボルトVG100 そしてハンディークリーナー コーボルトVC100Sと共にフォアベルク社のクリーニングシステムにおける他に類を見ない技術力を象徴する製品となっています。

VK150シリーズは日本では2014年に販売開始

そして85年前の当初から現在に至るまで、コーボルトシリーズはドイツ本国で開発・製造されております。

made in germany
他に類を見ない技術力を象徴